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【新卒 第二新卒】履歴書、職務経歴書の準備・利用ツール・書き方基礎。便利な共有法とは。

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本日は、新卒や第二新卒向けの “履歴書、職務経歴書の準備・利用ツール、共有方法” について。


採用面接経験も持つ筆者が、準備のポイントをご紹介。

目次

今の転職観、ご時世

筆者は初就職から10年以上経ちますが、

当時、筆者の新卒期と比べ、近年は “転職” なるものの “人生、一大決心感” もやや薄まり、

そう言った意味でも、履歴書、職務経歴書の準備機会が増えているように思います。

新卒面接、普段のアルバイト採用面接に加え、第二新卒、その後で、複数回の転職・面接を経験する方も、特別不思議ではない

そんな時代になってきていますね。

有名な話で「新卒3年内の離職率は3割」なんてデータがありますが、

新規学卒就職者の離職状況 (平成31年3月卒業者)

これは、大企業からの離職に影響され、やや統計的な偏りもあるように思うので、

実態として “2人に1人くらいは転職当たり前” にも見えます。

・若い内に、仕事の幅を広げたい
・給与が低いので、年収アップしたい
・職場が精神的、体力的にツラい

さまざま理由はあるかなと。

そんな、近年増えている転職において必須となる、履歴書、職務経歴書のポイントをお伝えします。

(第二新卒のキャリアアップについては、別記事でも記載しています。 “第二新卒・キャリアアップで重要なポイント” )


因みに今回ですが、所謂 “エントリーシートへの対応” は一旦、除外した内容です💡
(企業によって、準備するか否か、また内容も全く異なるため)

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前提となる、一般的なツール

原則に従う、という意味で、一般的で皆が従い使っている形式・手順(利用企業の、絶対量が多い手順)は、

・Microsoft Officeローカルファイルでの提出 + 印刷持参

だと思います。

マイクロソフトのソフトウェアでのインストール or Microsoft365でインストール



所謂、一般的に皆さんが指す「ローカルファイルのワード、エクセル形式」で作成して、印刷持参するパターン。


つまり、Microsoftファイル形式でデータを作成してあり、かつ、当日は印刷して持参できる

そんな状態になっているなら、大体の企業はその手段で依頼が来るので、基本的に困りません。

今はデータさえあれば、コンビニ印刷も凄く便利になっています。

セブンプリントにアップロード、コンビニでかんたん印刷

ただし、筆者はこのスタイル自体が “要らぬペーパー生んでいる感” があり好きじゃないですが、

残念ながら、経験上では企業から最も多い要求スタイルなのは確かです。

(アルバイト面接、であればデータファイル提出は不要だったりしますね)

様式自体はインターネットにたくさん転がっているので、何でも大丈夫です。

【解説付き】履歴書・職務経歴書テンプレート

このように、前提としてはローカルファイルを作成しておくこと、がですが

筆者的おすすめとしては、ファイルは “Google Drive” にアップロードしておくのがおすすめ。
(この後、ご紹介)

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おすすめのオンラインシェア: Google Drive

作成したローカルファイルは、Google Driveにアップロードしておくと、いつでも、誰にでもシェアが可能

メリットとしては、以下があるかなと思います。

・対象者へ、送付した後でも修正・更新が可能 (クラウドにあるデータなので)
・共同確認、即編集が可能 (ミーティング中でも、指摘がすぐ直せる)
・バージョン認識の間違いも起きにくい (共有・編集マークが付く)
・Googleという名で、利用の許可審査も通りやすい (主に大企業など)

触って見れば分かりますが、クラウド上で共同編集できる共有スタイルなので、

「あ、送ってしまった資料に間違いがあった。修正して再送」なんて手間がなくなります。



似たようなソフトで “Microsoft Online” “Share point” “box” “Dropbox” などさまざまツールはありますが、

但し、大枠の機能感は一緒です。(細かな機能感では違いますが)


(別記事でGoogle ドライブ解説はしているので、ご参照『Googleドライブ、OneDrive、Boxの違い。使い方基礎』)

知名度のイシューとして考えれば、やはりGoogleで用意しておくのが効率的だと思います。

(知らないということはないので、Googleシェアを嫌がる企業も少ない。

無料ですし、企業名も知れているので、セキュリティ要件などでも多くの企業で許容されやすい。)


もしGoogleで作業してしまい、企業側が違うツール名を挙げてきたならば場所移せば良い、くらいです。


注意点としては、

・シェアのメカニズムは、各ツールごとに少し勉強が必要
 - 例えばGoogleは、共有フォルダ、ファイルごとに会社を分ける
(そうしないと、全企業が一斉に編集できる環境になってしまう)
・企業規模次第では、何度も修正できる状態でのシェアが許されないこともある
 - ルールとして、提出後の編集に対する規制、考え方が厳しい企業もある

この辺は勉強不足により “学生気分” “セキュリティ意識不足” と言われるリスクもあるので、要注意です。
(デジタル系って良く分からずに “Onlineは危ないだろ” なんて、嫌われる時もありますので・・・)

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書き方・様式

先ほどの通り、フォーマットに従う記載で基本はOKですが、ポイントとしては以下です。

・履歴書・・・新卒、第二新卒かで、補足資料部分は棲み分け
 - 新卒: 志望動機、好きな学問、アピールポイント(例)
 - 第二新卒: 主な経験と成果、得意領域、テーマ(例)
・職務経歴書・・・経歴要旨とディティールパートに分けること

書き方の様式的な基礎は、これだけ注意できていればOK。

履歴書の右下など、補足の部分(新卒)
履歴書の右下など、補足の部分(第二新卒)


特に第二新卒は、不安な気持ちと相まって「長々と、少ない経験をべらべら書き殴る」行為がたまに見られますが、

不要。特に職務経歴書は “要旨のみ” で大丈夫です💡

職務経歴書は簡潔に。
例として。


(細かい記載をされても見づらい。且つ、少ない経験年数で、分厚く書こうとする方が怪しい)


今回記事では、履歴書・職務経歴書記載の概要のみ、書きます。

・新卒・・・矛盾しない主張と背景
・第二新卒・・・経験タスクと、数値面成果

結論として、これらが重要かなと思います。

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書き方・概要(新卒編)

新卒の場合は、別途エントリーシートなど、補足資料がある可能性が高いですが、

履歴書では “矛盾しない志望動機、学科、アピールポイント” の記載を重視します。

エントリーシートなどから、抜粋して記載するイメージ。


ここでの “矛盾しない” とは、

「別シートで記載した内容と矛盾しない」また「主張と、背景にあるロジックが矛盾しない」どちらも指します。

新卒が “矛盾なし” の主張、状態に焦点においた方が良いのは、

新卒時点は “業務経験に基づく優位な仮説” が立ちにくいので、

つまり「主張そのものは、ありふれているが・・・(良い部分もある)」と、面接官が感じるケースが多くなるため、

この状態になると「熱意、会話の相性 or 考え方の正しさ」が評価軸になりやすく、


この時、矛盾なくロジカルに考えを伝えられる、というのは、すぐ評価される武器になるワケです。
(熱意やマッチング的な要素は完全主観なので、Controlできるロジック整備はすぐやるべき)

(別記事 “ロジカルシンキングとはなぜ重要?” “論理とはなぜ必要?” こちらご参照くださいませ)

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書き方・概要(第二新卒編)

第二新卒においては、特技、好きな学科など不要

経験した詳細タスクと、成果 = 「無理にでも “数値面の成果” に繋げて語る」のが良いと思います。


さらに言うと「私は壮大なことを成し遂げた」という文脈での主張より

「実際にこなしたタスクの詳細と、そこで出した成果」を数字で語るのが良いですね。
(1,2年の年数で辿り付く社会ポジションは、一般的には高が知れているので、盛って伝えても結局バレます)


「私は一般とは違って、へこたれていたワケではない」「成果を出した後の転職であって、前向きだ」
「キャリアアップの転職である」さまざま個人の言い分はあるかと思いますが、

面接官には “ほんとの理由” が、やんわりとバレます。

変に背伸びせずに「任されたことはきちんとやり切っているという主張」

これが定量的に示されているのが、最善だと思います。


転職理由は、そのまま素直に言ってわざわざ損をする必要はないですが、

多少であれば、マイナス面を正直に話すのが良いかと。

何が悪いと口調で言わないまでも、短い期間での転職の場合、格好付けても

転職している時点で「じゃあ、なぜ今の企業を辞めるの?」と、返されるだけです。

その問答をしても、大して勝ち目はありません。

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ここまでの要旨を抑えたなら、面接官目線で問題になることはないでしょう。

但し、あくまで「書き方」を浚ったのみです。

当たり前の話ですが「内面づくりと伝え方」をまずは一番に。

(別記事 “プレゼンテーションのコツ” もぜひご参照)


ではまた。

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この記事を書いた人

簡易的で実践的な「コミュニケーション法」「論理的思考法」「プレゼン術」「メンタル処世術」を発信します。

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