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本日はプレゼン設計編。
聞き手、承認者を納得させる、コミュニケーションの設計とは。
プレゼンって、皆「こうした方が良い」ってうまい前提で言って来るよね。結局、誰がうまいワケ?
納得度が高いプレゼン、とは。
まずは、目指す”完成系” のお話。
人それぞれ、べき論や方法論が違って全然良い領域だと思っていますが、 少なくとも
“目指す姿” が定義され、また想像付いていない事には当然、辿り着く事もありません。
納得度が高いプレゼンとは? 目指す姿を、想像してみるに…
1.プレゼンする、される目的が明確
- 同席に座しての、セッション意義(なぜ参加するか、しているか)に納得できている
2.セッションメリット(情報、商品、あらゆる価値の獲得)が明確
- これから “話を聞く価値” に、納得ができている
3.メリットを得る過程で、不快感が少ない
- “うざくない” 意味で、レス・ストレスフルな振る舞いができている
筆者があげる与件では、こんなとこでしょうか。
具体的な検討手法
それぞれ、1~3であげた状態を目指すに、効率的な方法とは。
1.”本会議、対話の目的”を明確にドキュメントに書き、セッションの最初に話す
2.観衆が “価値が高い” と感じる “解くべき問いとアンサー” を、最初に「構造で」端的に話す
- 全て話しては聞く気も失せるので「問いの理解している事と、回答構造」が端的に分かるのが望ましい
3.会議、対話 運営上の “あらゆる無駄” の排除
- まどろっこしい表現・口調、説明間の待ち時間、ウェブ読込の待機時間など
1.は、多少堅苦しくとも、習慣的にまずはやってみることをおすすめします💡
(会議、対話の論旨がブレないし、皆が “お、話は聞いてみるか” という、若干ピリッとしたスタンスにもなってくれます)
価値が高い情報、の精査
2.以降は、別ブログで記載予定ですが、“観衆目線、価値が高いと感じる情報の出し方、伝え方”
これらの設計が、プレゼンの「参加による価値、その感覚全てを決めている」と言って良いくらい、難しい事です。
(また、慣れている、知っている方でも、設計通りに行くことは少なかったり)
例えばですが、“1枚目で要旨を語り、後続ペーパーでディティールを書く” 設計として、それを伝える などがありますね。
この「価値が高い」の、効率的な検討方法としては
①上司にすぐ「オーディエンスが欲する参加価値は何か?」聞いてみるのが最も早く、
(上司のお得意さんがお相手であれば、大体これで対話の仮説・予想が立つと思います)
②良く分からない、適当な上司であれば自分で
・プレゼン全体を通して “得られる示唆” を箇条書きしてみる
・書いた示唆を俯瞰して “価値高く感じられるか” を、第三者目線で伺い量る(他人に見せて、フラットにどう見えるかのヒアリング)
・同時併行的に “示唆” の、分かりやすい提示方法を模索(納得感×表現の試行錯誤)
この辺かと思います。ただし、自分で作った資料は “興が乗って、好評価しがち“なので、
他人の目を入れて、客観的な価値精査をおすすめします。
3.はかんたんに言えば「あなたの振る舞いを俯瞰して見て、ムカつく要素寸分でもの改善」。
「自分では大丈夫」と判断しがちですが、意外と “見映えや振る舞いの欠点” は、探せば誰でもあると思います。
(私も大分 “話すのは、営業もやってたし上手い” とか思ってた時期ありましたが、
自身の声をちゃんと録音して聞いてみると、恥ずかしい程、論理がしどろもどろしている事も多かったです)
例えとしては、他ウェブサイトをもたもた映していたり(事前ブックマークや、オープンしておくくらいが理想)
「あの~え−」を繋ぎで言う回数、「すぐ分からないですね」と言ってしまう等、
合間の口癖が実は結構目立つ人が、要注意ですね。
まとめ
本日は超抜粋版になりましたが、皆さんのプレゼン論とも照らし、いかがでしょうか💡
意外と「得意だぜ」 と思うプレゼンでも、素直に言ってくれる友人に 聞いてみたりすると
“何かしらの落ち度” はあったりするものです。 完璧、は誰でも難しい。
(まあ、目指す必要もないと思いますが)
テクニックもそうですが、何より参加者 皆が
「感じるストレスも少なく、言いたい事が各人言えて、無事会議を終えた」
そんな状態を創れる事、がまずは大事だとも思っています。
是非、要素要素で、ポジティブな意味での “他人の目を使い” ながら
「良いプレゼン」を心掛けてみましょう。
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