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【社会人 基礎力】リサーチとは(初心者向け)

初めまして。

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ご興味あれば、ぜひご覧くださいませ。



本日は、社会人基礎としての “リサーチ” 初心者向け。

コンサルタントが使うリサーチ法をベースに、初心者向け、要点のみをご紹介。

(別編 “社会人基礎 仕事の進め方” “社会人基礎 コンテンツとコミュニケーション” もぜひ。)

まめテク

道に迷わない、快適リサーチ術。

目次

実現場でのリサーチとは

社会一般で用いられる “リサーチ” の大体は、 “座してのPCリサーチ”

いわゆる、ウェブ情報検索と、検索情報の取りまとめ、を指すかと思います。

あるいは、ウェブ情報にプラス、社内外有識者へのヒアリングも含めた、やや広義のリサーチを指すケースなどもありますね。

いずれにせよ “わざと言わない” 意地悪な人が社会にはいますので、誰かに依頼された際には

「念のため確認ですが、デスクトップのリサーチで認識合ってますよね?」と聞くのが丁寧だと思います。


「それも自分で考えてみて」なんてワケ分かんない輩もいますが、

そんな時は「分かりました、まずはウェブで調べてみます」で良いかと。

調べる、リサーチという行為は総じて「ウェブか紙か人か、それらから情報を収集し、取りまとめる行為」

その理解があれば、基本は仕事依頼・受注においても困らないかと思います。

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目的と着地イメージは、最初に確認

最も大事なこと、それは「始めに、目的と着地を確認すること」これに尽きます。

・目的: なぜ取り組むのか、Textで書いてみる(より具体的な方がベター)
 - 例えば「新サービスの売上参考(比較)指標となる、3類似サービスの選定」

・着地: 一定の基準(状況次第で、関係者により定まる基準)をクリアした、調査結果の提示
 - 例えば「その状況下で、承認者(ほぼ上司)が納得する3事例が、机上に揃った状態」

まずは書く

と言った感じ。


着地のイメージは、予め承認者に伝えて(文面でも共有)合意しておくのが良いですね。

用語として目的、着地と記載していますが、

要は「リサーチから、どんな結果を得たいのか」そして「得たいと思う情報の可視化と、得た状態がきちんとゴールである」

そこを依頼者と明確に合意できれば、関係者関係が変わっても、

ジョブを遂行するだけ ≒ 設定ゴールに、情報が辿り着けば絶対に完結する、というシンプルな状態になる

(その状態になることが、まずは重要)かと思います。

たまにあるケースでは、何となく調べ始めて「上司も部下も、何のための調査か忘れる」のが最悪のケース。

簡単な調査のはずが “無限リサーチ” に発散してしまうケースもあるので、この辺は丁寧に。

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リサーチに対し、結果予想(仮説)を立てる

この辺は、コンサルタントが良く言われることかと思いますが、調査前仮説の思考。


このステップを踏むと、調査が早く正確になり、また調査中に迷うことも少なくなります。

経験則がないと難しい部分もありますが、まずは、調査の前に仮説立て、結果予想。 例えば・・・


「恐らく、5個くらい内容が近しいサービスが見つかり、有名なA, Bサービスは、上司が見ても “筋が良いサービス” だろうな。

なぜなら、調査要件のNFTを使っている事例だ。新聞でも似た情報を見聞きしたことがあるし、事例としても良かった気がする。」

こう言った粒度で良いかと思います。

難しい書類を眺めるより、想像。

調査というものはそもそも、

その調べる行為によって「今想像し得る、自分にとってベストな情報が集まり切る」ことは、ほぼありません。


(脳による想像で “自分に都合が良く、制約のない自由検討” ができる状態に対し、他人が作ったウェブの情報で満たし切る、という行為が難しい、そういう難しさだと思いますね)


そのため、鍛錬にも寄りますが「おおよそ、こういった事例、情報が集まるだろう」という想像は 「ほぼ、今ベストと言えるリサーチの予行演習 & 実際の結果」 に近くなってきます。


前提となる知識が不足過ぎるケースを除き、この想像によって、一定レベルの人間は “凄く良い結果を想像” し、

ウェブでは(辻褄合わせ的に、予行演習的に)その予想結果を探す” プロセスになるので、

結果的にリサーチがかなり早くなります。


例えば、具体技術(NFT、ブロックチェーン)優位性(安い、早い)といった言葉が頭に整理され、

リサーチに言葉が返って来るので、さまざまな調査メリットが活かされてきます。

また仮説思考と言うのは、繰り返しで鍛えることができるため、

次回以降では “結果の予想” 精度が上がっても来るので、基礎徹底で、毎度の実施をおすすめします。

(繰り返しのメリットが非常に大きい、そんな思考法だと思います)

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何度も目的を確認しつつ、リサーチ

リサーチ中は皆、思い思いの興味情報を収集したくなりますが、

 
得てして “何を調査していたんだっけ” そんなケースも、良く目にします。

これは、数多の情報に触れる内、関係ない情報の収集、つまりは “目的を見失っている状況” がほとんどです。


例えば、本ブログ記載のケースでは「3つの事例を最終選定」できれば良く、

その選定軸は “類似と思しきサービスのみピックアップ” ですが、

迷うケースでは、類似とは言えないサービスも調査してしまうケースなど想定されます。


注意なのが、 “もう慣れた” と勢いでやると、ベテランでも十分に “目的不明” はハマるケースがあります。

調査慣れをして来ても、リサーチ中の目的確認は何度も、Textで確認することをおすすめします。


それだけで、圧倒的に迷う回数は少なくなります。

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Tips: リサーチの技術

以上が基礎編。

詳細な補足技術、技法は別記事でご紹介しますが、以下リサーチ技術面のTips。

・調査は、できる限り公的なリソースを当たる
 - 出ているなら、国・省庁系資料も参照(文書・結果に責任がある)
・データは最新性を意識(例えば、Afterフィルタ検索を用いた検索)
 - なるべく、1~2年以内のデータを扱う
・仮説に則るキーワード検索(最終結果の予想をして、検索言語に載せて行く)
・サマリー情報は、画像検索(構造図など、用いられるケースが目視できる)

などなど。

また、以下のような図書もおすすめです。

皆様の参考になれば幸いです。

ではまた、。

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この記事を書いた人

簡易的で実践的な「コミュニケーション法」「論理的思考法」「プレゼン術」「メンタル処世術」を発信します。

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