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本日は “論理・ロジック”について。なぜ必要か、考えるコラム。
みんな、ロジックロジック言うけど、なぜ大事?
論理とは
たまに言われる事はないでしょうか?
「主張が、論理的におかしい」「論理に漏れがある」「伝わりづらいから、ロジックを見直した方が良い」
一度は誰かが言ってみたりしませんか?
そもそも伝われば良いワケで、なぜそんなに論理を重要視するのか、疑問に思う事もありますよね。
改めて「論理」とは。
① 議論・思考・推理などを進めて行く筋道。思考の法則・形式。論証の仕方。
② 物事の中にある道理。また、事物間の法則的なつながり。
③ 「ろんりがく(論理学)」の略称
コトバンクより
“論証の仕方”に留まる概念か。
でも、論理は日常生活においても重要視され、例えば、パートナーや友人とのコミュニケーションにおいても
「あの人は非常に論理的で、説明も分かりやすいので、安心して任せられる。」
“言葉に出さずとも与える信頼効果” があるように思います。
本ブログでは、なぜ重要視される価値があるのか、考えてみます。
論理は、思考のショートカット術
自論ですが、結論。
論理の用途、という意味では 「その場の制約を手掛かりに “間違える確率” を減らし、効率的に主張を伝えるために用いるモノ」
というのが筆者の結論です。
具体的な用法、についてはこちら “【ロジカルシンキング】学ぶ目的、鍛え方、フレームワーク”参照)
ではなぜ、論理が重要視されるか?それは、論理は目的達成のための
・正確性の保証
・妥当性の保証
これらに役立っているから大事にされているモノ、と思っています。
正確性を保証
論理は正確性を保証します。
正確性とは、そのアウトプットが
“そもそも、正しい階段を登って作られたものか” また、それが “他人の目で見て、正しい検討過程であると明らか(分かりやすい)か”
という点。 大事なのは“自分の考える、正しいの物差し” でなく “誰が見ても、正しいと感じる検討過程である”
そんな検討階段を登る技術として、論理は有効です。
「最終的な結論自体が、その目的達成のために、正しい結論なのか」という判断は別要素が関わってくるので
(別記事で書きますが、人の前提=立場や動機や、Motivationなどで、それは決まって来る)
プレゼンターとしてできる最大の努力は、まずは “前提としての検討過程が正しい事” に尽きると思います。
また、論理構造に従って導き出される “構造が見える解” は、アウトプット技術との組み合わせで
“誤謬を防ぐ” のにも、非常に役立ちますね。
(論理を意識したアウトプットは “論理的でない事” も見え易いメリットがあったりします)
妥当性を保証
論理は妥当性を保証します。
妥当性は、その検討や結果が「大丈夫と感じる、安心感」とも取れるかと思います。
企業内活動に当てはめると「誰がやったかはさて置きでも、この主張は一定、確からしい」
そんな使われ方、意思決定を支援するのに役立つイメージです。
たとえば、新商品を発売するかどうかを決定する際に
「この商品は、今までにない革新的な商品で売れる可能性大です!」と言うよりも、
「事前調査で、1万人中1,000人が “今までにない商品で、買いたいと感じる” と評価した商品で、売れる可能性はかなり高いです」
と伝えた方が「何となく、ちゃんと売れそう度」が高く、確からしさを感じ易かったりしますね。
(この辺、曖昧なようで、確かに「論理を意識するからこそ、得られる信頼感」は一つのメリットと思います。)
以上、論理とは?編でした。
ロジカルシンキングの必要性は別記事をご覧ください『ロジカルシンキングを学ぶ意味』
今回はほんの一部だと思うので、今度は「論理と目的思考」等で書いてみます。
ではまた。
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