初めまして。
Happy work for you「幸せに生きるための、手段としての労働」をサポート
そんな思いで本ブログを運営しています。具体的には、以下の経験に基づく情報、事例などシェアします。
- 大手金融機関 営業経験
- 大手商社 データサイエンティスト&マーケター経験
- コンサルタント(IT、戦略領域でのマネージャー経験)
ご興味あれば、ぜひご覧くださいませ。
本日は、すべて任せるハラスメントについて。
24時間、部長モニタリング
誰よりも早く出社。部下の出社順を記憶し、いの一番に部長の元へ走り、
”全営業員の本日の業務予定” 委細を報告。
なにか営業エラーや数字不備があれば、部長席まで即座に駆けつける。
そのためだけに出社しているようなものなのだ。
リーマンとして一見、優秀そうな課長の振る舞いだが、課長には最大の欠点がある。
売上、数字が取れない課長なのだ。営業がど下手。
因みに、部下の出社順序を覚える目的は「誰が最も残業しているか ≒ 純労働時間」の計測だ。
「これがマネジメント」と言わんばかりホワイトボードを駆使し、
全営業員の「労働時間の計測」「部長の一挙手一投足の監視」に専念する。
「全て任せる」のがマネジメント
部長宛に、本部役員から電話が一本。
「今月の売上はどうなっているのか。お前の部署は売上が悪いぞ」
ここから、伝言ゲームが始まる。直後、課長から指示。
「お前ら今月の目標達成、どうなっている。いい加減、達成しない理由を出しなさい」
大事なのは、即座に部長に聞こえるハキハキとした声で「部下を追い詰めている姿勢」だ。
直後、課長直下の補佐から指示が飛ぶ。
「あと達成しない場合、達成する計画もセットで出さんと意味ないからな。」
部下達は、苦しむ。
昨日、達成できない事と、その理由もセットで議論したはずでは?
昨日の会議をやった記憶はどこへ? 二重人格?
「俺には俺の役割がある。活躍するお前らの、全力サポートが俺の仕事だ。
計画が達成できないとして、それを何とかするためのサポートをする。達成するのは、お前らの仕事だ。」
100個ぐらい言いたい事がある。
原因と対策と言うモノがすぐ、分かるのなら、すぐ対策できるし、報告なんて要らず、すぐに達成するのでは?
大丈夫、末路を想像してみれば
こんなつまらない事で、精神的には、日々の業務と相まって、追い込まれてしまう。
元営業マンの私の感覚では、このやり方が営業上司・マネージャーの定石何だろうとも思っているが。
「そんな事で、本当に世界が回ってしまうのか。」
「部下の成果を横取る形で、出世ってできてしまうものなのか」
絶えず、そんな疑問が解消仕切れない人もたくさんいるだろう。
私の結論、私の経験上では「必ずNo」だという事を、そんな皆様へ伝えて置きたい。
「長期的な成功」は ”無能が” 勝ち取る事などできない。
そういう組織は未だにあるし、無くならないのも事実だろうが、
「然るべきポジション」へ置かれる、それが営利企業の宿命だ。間違いなく、どこかで地獄へ行く。
因みに、私の知るパフォーマー上司はコールセンターに送還された。
「実質的なお金を生まない」事が、数年できちんと判断されたからだ。
私は、今のその苦難が「必ず糧になるから」とは言っておかない。
あほ上司の下では、時間は確実に勿体なく浪費されるからだ。
しかし、これだけは伝えたい。
「アホ上司からは決して、お金は生まれない」
ので「無能は、あらゆる仕組みで以て除外される。」
似たような環境で生きているあなたも、その内に必ず、解放される。
解放された先には、また輝かしい未来が待っているかもしれない。
から、少し自分を励まして、頑張ってみて。
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