初めまして。
Happy work for you「幸せに生きるための、手段としての労働」をサポート
そんな思いで本ブログを運営しています。具体的には、以下経験に基づく情報、事例などシェアします。
- 大手金融機関 営業経験
- 大手商社 データサイエンティスト&マーケター経験
- コンサルタント(IT、戦略領域でのマネージャー経験)
ご興味あれば、ぜひご覧くださいませ。
本記事は、仕事レイヤーを自身で低く見積ってしまう価値観について。
私は、どこにでもいる「作業が早いヤツ」
何でもかんでも仕事を受けがちで、気付けば「下っ端として最強」
その文脈で語られがちなポジションを築いた。
「成長のため、俺は無理をしている」
いつも格好付けて、意図的に下っ端に取り組んではいた。
下っ端で働く時間が長いから、作業は早い。
作業が早いと、要は生産性が高く、評価がされやすいはずだ。
いやしかし、そう上手く格好良くは運ばないもので、いつからか完全に
「とても組織で使いやすい便利屋さん」
そんな自分へ、一直線に向かって行く二十代になった。
正確人間マニュアル
自分が手掛ける ”組織の雑務” は計り知れない。
- 営業資料のテンプレート化
- 印刷機の使い方講座 & 美しいプリント術講座
- 社内フォルダの整理・整頓
- 報告資料の、作成研修の推進・・・
”暗黙の組織ボランティア” をサポートしている内にあっと言う間、労働時間は過ぎるもので。
同期よりもいつも帰宅は遅かったし、休憩時間も少なかったし、
プライベートタイムも少ない20代を過ごした。
これも、成長に繋がるはずなのだと。。
「成長投資」の生きてくるまで、その辛抱
思い返せば、武勇伝でも何でもなく「単に可処分時間が少ない」
そんな、一人間としての不利な期間だった。
土日には ”得意な営業資料のプリント”
週明けは誰よりも早く、オフィスの鍵を開け、
社内システム不備をメンテナンスする。
どう言葉を包み隠しても「失ったパシリ時間」と計算してしまうが
「自分はそもそも、時間たっぷり与えられた」として、
「その時間で、一体どんな成長や価値が生み出せるビジネスマンなのか」
ふと、考えてみると、どうだろう。
その問いに向き合うのに、とても良いきっかけだったと思う。
与えられる、ルートを決め付けられる、って、幸せな側面もあったりするのだ。
「与えられた作業だけで、やるべき事に迷わず、一心不乱に時間を集中投資できる」
「私ばかりが」残業していたものの「勝手に、優秀なビジネスマンの下地ができている」事も、実はあったりする。
「設定作業ができる人間は ”細かな気遣い” が、所作として実現できる」
「段落分け、フォント修正 & 揃え、綺麗な印刷、システムバグの修正」 ”下っ端” 的作業は全て「基本動作」
つまりは「相対する人への、ビジネス気遣いの実現手法1つひとつ」だったりするのだ。
美しく下っ端作業ができる事で、いろんな人に愛される30代、40代の下地にもなる。
とまあ、色々理屈付けはできるが、人助けをして悪い事はないと、結局、そう信じて私は生きていたいモノだ。
「感謝される分だけ、感謝ポイントが溜まっているんだ、いつか恩恵が返ってくるんだ」
それで良しとしようじゃないか。実際に返ってきた、私の場合。
「私ばかり、損をしている」
そんな組織の「下っ端」を担うあなたへ、ぜひ引き続き愛を持って頑張って欲しい。
コメント